家庭生活についてのおたずね
(核家族世帯についてのプリテスト調査)の結果
2008年3月
財団法人 家計経済研究所
「現代核家族調査」研究委員会
- 木村清美(主査・大阪産業大学経済学部教授)
- 野沢慎司(明治学院大学社会学部教授)
- 永井暁子(日本女子大学人間社会学部准教授)
- 水落正明(三重大学人文学部准教授)
- 土肥原洋(財団法人 家計経済研究所 専務理事)
- 久木元真吾(財団法人 家計経済研究所 次席研究員)
- 坂本和靖(財団法人 家計経済研究所 研究員)
- 田中慶子(財団法人 家計経済研究所 研究員)
目次
◆はじめに
<調査の方法>
◆結果
○帰宅後の過ごし方
○「共同」の家計のサイフ
○平日の朝食をとる場所
○仕事と家庭のバランス
○家族と過ごす時間
◆おわりに
2007年11月に「家庭生活についてのおたずね(核家族世帯についてのプリテスト)」調査を首都圏で実施いたしました。この調査は、2008年春に予定している大規模な調査の事前調査(プリテスト)としておこないました。
調査にご協力くださり、誠にありがとうございました。深く感謝申し上げます。
- 調査の実施:2007年11月
- ご協力いただいた方:首都圏在住の核家族世帯にお住まいのご主人、奥様、小学4年〜18歳までのお子さん1名(複数いる場合は、その中の年長の方)
- 調査の方法:アンケート(訪問留め置き回収)
- 回収数:113世帯(3人が揃った世帯:49、2人が揃った世帯:55、奥様のみの世帯:9)
- 有効回収率:21.1%
ご主人(97名)と奥様(113名)の回答を中心に、99年の調査(1999年実施、詳細はこちらをご参照下さい)と比較しながら、簡単に調査結果の一部をご報告いたします。
「あなたは帰宅した後(家で仕事をなさっている方は仕事が終わってから)、就寝までどなたとすごすことが一番多いですか」

図 1 帰宅後の過ごし方 ご主人の回答

図 2 帰宅後の過ごし方 奥様の回答
ご主人(図1)は「家族みんなで」、奥様(図2)は「子どもたちとすごす」ことが一番多いようです。前回とくらべると、ご主人、奥様ともに「家族みんなですごす」という方が少なくなっているようです。
奥様が働いている(定期的な収入がある)方について
「お宅には、ご主人といくらかずつお金を出し合って作る「共同の家計のサイフ」がありますか」

図 3 共同のサイフ
「共同のサイフ」をもつご家庭は少なく、奥様が家計の管理しているご家庭が多いことがわかります。
「あなたの平日の朝食は、どこで食べることが多いですか」

図 4 平日の朝食をとる場所 ご主人の回答
奥様は、「ほとんど毎日自宅で食べる」という方がほとんど(9割)でした。ご主人(図4)は、「ほとんど毎日自宅で」「外食より自宅で」食べるという方が、約6割ですが、前回とくらべて1割ちかく少なくなっています。いっぽう「朝食は食べない」という方が多くなっていることがわかります。
「現在、仕事と家庭のどちらを優先したいと考えていますか」

図 5 仕事と家庭のバランス
奥様では、「家庭を優先したい」とお考えの方が約9割となっています。ご主人についても、約4割の方が家庭を優先したいと思われているようです。
「あなたは、同居している家族と過ごす時間は十分取れていると思いますか」

図 6 家族と過ごす時間
ご主人、奥様ともに家族で過ごす時間は、ある程度取れていると思われている方が多いようです。いっぽうで、家族での時間が不足していると感じているのは、ご主人が多いようです。
これらの結果を参考にさせていただきながら、現在、アンケートの内容について検討を重ねております。内容についての修正をおこない、2008年6月〜7月にかけて、大規模な調査を実施する予定です(なお、その結果は2009年の公表を予定しております)。
最後に、重ねてではございますが、調査にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。
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